本日は前回の続きということで、Premiere TrainでMamatidから終点Tutubanまでの様子について述べていきたいと思います。
列車は定刻7時2分に発車しましたが、この時点で乗客は10%ほどであり、車内は閑散としていました。Sta.RosaからMamatidへ来る時と同様に車内で座っていても面白くありませんので、先頭車の運転席のところまで行って、前方の車窓を楽しんでいたのですが、Cabuyao付近で1頭のワンちゃんが軌道内に入り込み、警笛を鳴らしながら列車はスローダウンしたのですが、犬の習性なのでしょうか、そのワンちゃんは一生懸命走るもののそれは列車と同じ進行方向に走るだけで、軌道内から横へ逸れることがありませんでした。急な出来事でしたので、ある程度のスピードに減速したものの列車はそのワンちゃんに追いついてしまい、最後は床下からゴツンという鈍い音ともに「キャンキャン」という泣き声が聞こえましたが、どうもサンタマリアになってしまったようです。運転士にとっては動物を轢いてしまうことは日常茶飯事であり、時には日本と同様に人を轢いてしまうことは仕事上宿命のようなところがあるようですが、私としては小動物の命でさえも仕事であろうがもともとできないと思っていましたので、小さい頃に抱いていた山手線の運転士になって103系を運転することを早々に諦めてしまいました。
まあ、そのような話しはどうでもよいとして話しを戻しますと、Sta.Rosaにほぼ定刻に到着し、ホームで家内と子供たちと再会したのち、すぐに列車に乗り込みました。列車は続いてBiñan、San Pedroと停車し、San Pedroでほぼ満席となり、そこで2人の車掌が車内検札を行いました。
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San Pedroに続いて、Alabangにほぼ定刻に到着しましたが、Tutubanから来るAlabang止まりのCommuterはまだ到着しておらず、この駅で10分ほど停車することになりました。車内は先程の時点でほぼ満席であり、立席乗車を認めていないようですが、運転席後方のラウンジ室を覗いてみるとAlabang駅から数人が乗車し、Commuter TrainからPremiere Trainへの差額分を払った上で乗車が認められているようで、車内の席が空きしだい案内されるようです。
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Premiere Trainはおおよそ10分遅れの8時ちょうどに発車し、ホームの反対側の側線には203系のCommuterがそのまま通り過ぎて行きましたが、その後、おそらくホームのある線路(本線)にバックするものと思われます。
下の写真はPremiere Trainの後方からAlabang駅を撮影してみました。
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車内に戻って乗客の様子を見るとほとんどの乗客が寝ており、私の家内や子供たちもすやすやと寝ていました。
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再び先頭車の運転席の脇に行って、前方の展望を楽しむことにしましたが、左側にはPNRと並行してSouth Luzon Expressway(SLEX)があり、道路は渋滞している中、涼しげに我々のPremiere Trainはこれらのバスの横を通り過ぎて行きました。
下の写真はマニラ国際空港に近いNichols付近です。
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Premiere Trainは15分ほど遅れて、ビジネス街Makatiの玄関口でもあり、MRT3号線の乗換駅であるEdsa、別名Magallanesに到着し、何人か降りていきました。
続いてPasay Road、Buendiaに到着し、これらの駅でもかなりの降車があり、乗客は半分程度となりました。
下の写真はPasay Road付近で、左の高架橋は高速道路のSky Wayです。
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列車はBuendiaを発車するとなぜかSta.Mesaまで停車しませんが、PNRではATSが整備されておらず、車掌は各駅(1閉塞区間ごと)でタブレット代わりの1枚の紙を走りながら受け取ります。
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Paco、Pandacanと通過するとマニラの母なる川であるPassig川を渡り、90度左に曲がるとSta.Mesaに到着しました。
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Sta.Mesaに続いて、次の停車駅がQuiapoとQuezon Cityを結ぶ大きな通りがあるEspañaですが、ほとんどの乗客がこの駅で降りてしまい、車内はほとんどガラガラとなりました。
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Españaを発車した時点でおおよそ15分の遅れとなり、終点のTutubanには通常8時47分到着ですが、9時ちょうどの到着となりました。
Tutuban駅に到着後、家族をカンテン(食堂)に残してPNRの方々のところへ行ってみたのですが、ほとんどの幹部はちょうどミーティングがあり、残念ながら御会いすることができず、PNRに関する情報はあまり得られませんでした。
マニラ~ビコール間やCaloocan~Blumentritt間の運転再開予定、キハ52の国鉄色の状況などについても詳しいことが聞けませんでしたが、実は車両の譲渡関係でこれからちょっとしたビックリするようなことがあるらしいので、また、それについてはある程度明るみになった時点で、述べていきたいと思います。
列車は定刻7時2分に発車しましたが、この時点で乗客は10%ほどであり、車内は閑散としていました。Sta.RosaからMamatidへ来る時と同様に車内で座っていても面白くありませんので、先頭車の運転席のところまで行って、前方の車窓を楽しんでいたのですが、Cabuyao付近で1頭のワンちゃんが軌道内に入り込み、警笛を鳴らしながら列車はスローダウンしたのですが、犬の習性なのでしょうか、そのワンちゃんは一生懸命走るもののそれは列車と同じ進行方向に走るだけで、軌道内から横へ逸れることがありませんでした。急な出来事でしたので、ある程度のスピードに減速したものの列車はそのワンちゃんに追いついてしまい、最後は床下からゴツンという鈍い音ともに「キャンキャン」という泣き声が聞こえましたが、どうもサンタマリアになってしまったようです。運転士にとっては動物を轢いてしまうことは日常茶飯事であり、時には日本と同様に人を轢いてしまうことは仕事上宿命のようなところがあるようですが、私としては小動物の命でさえも仕事であろうがもともとできないと思っていましたので、小さい頃に抱いていた山手線の運転士になって103系を運転することを早々に諦めてしまいました。
まあ、そのような話しはどうでもよいとして話しを戻しますと、Sta.Rosaにほぼ定刻に到着し、ホームで家内と子供たちと再会したのち、すぐに列車に乗り込みました。列車は続いてBiñan、San Pedroと停車し、San Pedroでほぼ満席となり、そこで2人の車掌が車内検札を行いました。

San Pedroに続いて、Alabangにほぼ定刻に到着しましたが、Tutubanから来るAlabang止まりのCommuterはまだ到着しておらず、この駅で10分ほど停車することになりました。車内は先程の時点でほぼ満席であり、立席乗車を認めていないようですが、運転席後方のラウンジ室を覗いてみるとAlabang駅から数人が乗車し、Commuter TrainからPremiere Trainへの差額分を払った上で乗車が認められているようで、車内の席が空きしだい案内されるようです。

Premiere Trainはおおよそ10分遅れの8時ちょうどに発車し、ホームの反対側の側線には203系のCommuterがそのまま通り過ぎて行きましたが、その後、おそらくホームのある線路(本線)にバックするものと思われます。
下の写真はPremiere Trainの後方からAlabang駅を撮影してみました。

車内に戻って乗客の様子を見るとほとんどの乗客が寝ており、私の家内や子供たちもすやすやと寝ていました。

再び先頭車の運転席の脇に行って、前方の展望を楽しむことにしましたが、左側にはPNRと並行してSouth Luzon Expressway(SLEX)があり、道路は渋滞している中、涼しげに我々のPremiere Trainはこれらのバスの横を通り過ぎて行きました。
下の写真はマニラ国際空港に近いNichols付近です。

Premiere Trainは15分ほど遅れて、ビジネス街Makatiの玄関口でもあり、MRT3号線の乗換駅であるEdsa、別名Magallanesに到着し、何人か降りていきました。
続いてPasay Road、Buendiaに到着し、これらの駅でもかなりの降車があり、乗客は半分程度となりました。
下の写真はPasay Road付近で、左の高架橋は高速道路のSky Wayです。

列車はBuendiaを発車するとなぜかSta.Mesaまで停車しませんが、PNRではATSが整備されておらず、車掌は各駅(1閉塞区間ごと)でタブレット代わりの1枚の紙を走りながら受け取ります。

Paco、Pandacanと通過するとマニラの母なる川であるPassig川を渡り、90度左に曲がるとSta.Mesaに到着しました。

Sta.Mesaに続いて、次の停車駅がQuiapoとQuezon Cityを結ぶ大きな通りがあるEspañaですが、ほとんどの乗客がこの駅で降りてしまい、車内はほとんどガラガラとなりました。

Españaを発車した時点でおおよそ15分の遅れとなり、終点のTutubanには通常8時47分到着ですが、9時ちょうどの到着となりました。
Tutuban駅に到着後、家族をカンテン(食堂)に残してPNRの方々のところへ行ってみたのですが、ほとんどの幹部はちょうどミーティングがあり、残念ながら御会いすることができず、PNRに関する情報はあまり得られませんでした。
マニラ~ビコール間やCaloocan~Blumentritt間の運転再開予定、キハ52の国鉄色の状況などについても詳しいことが聞けませんでしたが、実は車両の譲渡関係でこれからちょっとしたビックリするようなことがあるらしいので、また、それについてはある程度明るみになった時点で、述べていきたいと思います。